理事長所信 2018

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一般社団法人 大船渡青年会議所 2018年度 スローガン
想像と創造
2018年度理事長 船渡壮雄

はじめに

今から50年前、私が生まれる10年前の1969年7月6日に大船渡青年会議所は国内419番目のLOMとして77名の会員のもと産声を挙げました。創立45周年を迎えた2013年には一般社団法人へと法人格を変えながらも不変の三信条「修練・奉仕・友情」を基軸に半世紀わたり「明るい豊かな社会の実現」に向け310名を超える先輩諸兄が活動をされてこられました。その活動と想いは50年の間積み重なり今なお我々現役メンバーへと受け継がれて来ました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では私達が暮らす大船渡は甚大な被害に見舞われました。当時の活動拠点を流され歴史ある資料をなくし、それでも前を向き活動を継続出来たのは、全国各地の同志が多大なる支援を展開していただいたお陰だと伝えられております。震災から7年が経ち、復興は着実に進んでおります。しかし依然として私達の前には人口減少、少子高齢化による労働人口の減少、そして復興特需からの経済の縮小など多くの問題が山積しており、解決へと行動を起こす必要があります。
本年50周年と言う大きな節目を我々は迎えます。ですが50周年はゴールではなくこの先10年、100年と続いて行く我々が目指す「明るい豊かな社会の実現」へ向けた運動の通過点であり過去から学び、未来を想像し、現在を生きながら、大船渡の復興から大船渡の発展へと、学び、考えそして行動し続けなければなりません。JAYCEEとして時代の先頭に立ち我々の運動が希望に満ちた明るい大船渡へと繋がると信じ、勇気をもって全力で挑戦して行きましょう。

50周年を迎えて

JCは単年度制で組織も役職も毎年変化していきます。そのシステムこそが時代の流れを常に敏感にとらえ歩みを止めることなく繋がってきました。本年は50周年と言う大きな節目を迎えます。ここで今一度基本に立ち返り過去に想いを馳せ、流出してしまった震災以前の活動を振返り、先輩諸兄の「英知と勇気と情熱」をこれからに繋げていかなければなりません。これまで活動を支えてきた多くの方々への感謝と、大船渡の光溢れる発展へ向け活動を展開して行きましょう。

組織力 ~メンバー資質の向上と会員拡大~

組織の力とはなんでしょうか。それは会員の主体的な行動であり、その組織に参加している一人ひとりの持っている能力、資質の総和ではないでしょうか。現在当LOMは震災以降、特に入会5年以内の経験の浅いメンバーが中核となっておりメンバー自身の資質向上が求められています。JCには様々な学び、成長の機会が用意されてあり、その機会を有効に活用し自身の見識と県内外の各地会員会議所との交流を広めて行きましょう。
本年大船渡青年会議所は会員23名のスタートとなり会員の拡大は最も重要な課題の一つに上げられます。会員拡大は、常に周囲に気を配り広く情報を集める事が必要であり、先輩諸兄の協力もさることながら、地域の行事に数多く参加し大船渡が求める今を感じその中から多くの情報と我々の活動に賛同する同志を集めて行きましょう。
自身の資質向上も、会員拡大も待っていては、動かなければ始まりません。まずは行動する意識を高め、一人ひとり明るく前向きな魅力ある人間へと成長して行きましょう。メンバー自身の成長が新たな仲間を呼び、組織を活性化させ、強固な組織、魅力と行動力に溢れた団体へと繋がります。

未来を担う子供たち ~地域を担う未来の光~

地域で成長を続ける子供たち、それは大船渡の未来を照らす光であり大船渡の宝です。その子供たちに私達は何を伝え、どんな経験を与える事ができるのでしょうか。経験から子供は大きく成長します。学校では学べない、体験出来ない機会を子供たちに与える必要があります。
震災から7年が経ち震災前を覚えていない子供たちが増えてきました。そんな子供たちが大船渡の未来にどんな魅力を見出すのでしょうか。私たち大人は子供たちに地域の魅力を感じていただき一緒になり大船渡の未来を創造していかなければなりません。想像力豊かな子供たちの発想を実現へと導き、夢を実現できる、挑戦することがでるまち大船渡の創造へ向け、夢と希望を持った大船渡の光を消さないように育んで行きましょう。

まちづくりとひとづくり

震災から7年が経ちまちは確かな復興を遂げています。着実な復興を遂げる一方でこのままではいけないと言う思いも同時に湧き上がっている人も多いではないのでしょうか。減っていく人口、進む高齢化、取り組むべき課題は常につきまといます。これらの問題は全国的な課題であり大船渡も例外ではありません。解決への道筋は見えないかもしれません。ですがなにもしないまま居ては、まちは、人は変わりません。震災を風化させるのではなく、復興で良しとせず、まちの発展へと取り組んで行く必要があります。
光はまちに安心と賑わいをもたらします。震災の後明かり一つない道を走り、不安の中でたどり着いた大船渡、しかしそんな中わずかでも不安を吹き飛ばす明かりから感じる温かさ、僅かな光の中にも安心を感じ安心の中に人は集まります。明るい大船渡の発展には活気に満ちた明るい街並み、そして大船渡に生きがいを感じ希望を持つ明るい人々を増やして行くことが求められます。先ずは我々自身が明るく生き生きとした人間へと成長し、地域の先頭に立ちまちを盛り上げていかなければなりません。我々自身が灯となり、希望の光が溢れる大船渡の実現へ向け歩みましょう。

対外発信の重要性

どんな活動も有効な発信が出来なければ効果は薄れてしまします。例年ホームページやSNS、最近ではラジオなどデジタル、アナログを問わず発信を行っています。我々の運動を広く地域に伝える為にも情報の発信は継続的に行っていく必要があります。
現在我々の活動は有効に伝える事ができているかと考えると必ずしも満足のいく効果を得る事が出来ているとは言えない状況です。インターネットを使った情報の発信は非常に便利な手段ではありますが、手軽に情報を入手できる現代においてただ発信するだけでは多くの情報に埋もれてしまい充分に伝える事はできません。受け手をイメージして、目的を持って伝えなければなりません。また、情報は誰が伝えるかでも効果は大きく変わっていきます。JCには先輩諸兄をはじめ地域で活躍する人が溢れていますので身近な人たちの力を借りながら、我々の活動、意義を広めて行きましょう。
効果的な情報発信は小さなことからでも継続的にそして計画的に進めることで大きな成果に繋がります。一人ひとりが広報担当であるとの意識を持ち身近な人から運動・活動を伝播し共感者が増え我々の背中を押す大きな力となります。

おわりに

私は高校卒業後大船渡を離れ、震災後の2013年に大船渡に戻り忙しく充実した日々の中で少しの物足りなさを感じながら過ごしていました。そんな中2015年に先輩に誘われ大船渡青年会議所に入会しました。JCに入会して一番印象に残っている言葉があります。「求めよさらば与えられん」与えられるのを待つのではなく、答えを求め自ら努力すればおのずと道は切り開かれると言う意味の言葉です。これに非常に共感したのを覚えています。JCには多くの学びと成長の機会が用意されています。しかしそれをつかむのか、ただやり過ごすのかは自分次第であり日頃から機会をつかむ努力と挑戦する勇気が求められます。
常日頃から前向きにそして、全力で取り組み、考え、悩み少しでもいいから前進する。理想の自分を想像し想像した自分を創造していく。歩みを止めぬ限り、考え行動し続ける限り人は成長していける。失敗はいずれ自分を大きく育てる糧となり、その糧を活かすことが出来れば次の成功へと繋がります。自身の成長が大船渡の明日を創造していくと信じて毎日を全力で生きて行きましょう。

TEL 0192-27-1285

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